もぐささん 2 - 大竹利朋 - 青年マンガ・無料試し読みなら、電子書籍・コミックストア ブックライブ

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カテゴリ : 少年・青年マンガ ジャンル : 青年マンガ 出版社 : 集英社 掲載誌・レーベル : 週刊ヤングジャンプ シリーズ : もぐささんシリーズ ページ数 : 201ページ 電子版発売日 : 2014年10月17日 コンテンツ形式 : EPUB サイズ(目安) : 39MB いっぱい食べたいことを隠したくて、工夫を凝らして食べていた百草さん。そんな彼女の秘密を知って、目が離せなくなった小口君。ある日突然、二人の前に百草さんの妹が現れて…!?

「作る」でなく、「食べる」系の食漫画で今現在、最も面白くて、癒される作品はこれだ、と私は思っている(『たべるダケ』が現在も連載していたら、少し悩むが) ホント、食漫画として王道を行っている 私は思う訳だ、食漫画は、食べた際の「美味しい」を言葉でなく全身を使ったリアクションで、読み手に空腹感を覚えさせてこそ、と 百草さんの食べっぷりは見ていて気持ちが良くて、自然とお腹が減ってくる 自分の桁外れの食欲をコンプレックスに感じているのか、恥ずかしがりながらも、本能に忠実に従い、隠し食いの為だけに頭をフル回転させ、いざ実行の時となれば、堂々としている これまでいた、大食い女子とは一線を画す可愛さが、百草さんにはある そんな彼女を、恋心に近い感情で観察し、その都度、ひどく驚き、鋭くツッコミを入れ、真面目に感心し、更に好意を深めていく小口君がまた、青春しているのだ 百草さんと小口君の、くっつきそうで、くっつかない、この『銀の匙』の八軒とアキに近しい距離感も、作品の忘れちゃならない魅力の一つと言いきれる 前巻に劣らず、この巻も百草さんの食べっぷりに惚れるラインナップだったが、私の腹の虫に最も大きい雄叫びを上げさせたのは、第13話の『ラーメンと百草さん』 ラーメンはやっぱ、盛大に音が上がるくらい、全力で啜って食べた方が美味く感じるし、私はそうやって、マナーを守って食べる女性を食事に誘いたい 帯の、小畑健先生ver.のもぐささんが可愛すぎる 次巻の帯絵は、『トリコ』の島袋光年先生か、『あさめしまえ』の北駒生先生に依頼して欲しいなぁ