震災から10年 未来へ記憶されるべき奇跡。 「火の海 ダメかも がんばる」。2011年3月11日、気仙沼。津波とともに、燃え盛る重油が公民館を取り囲んだ。避難していた住民たちは孤立無援となる。その中のひとりの女性が、スマホの電池の残量を気にしながらかろうじて打った冒頭のメールが、ロンドンの息子に届いた。息子は、どこかの誰かに救助を求める文面を必死に考え、発信した。このTwitter140文字が、東京のある零細企業の社長の目に留まり、「偶然」という名の必然によって、東京都副知事に繋がって、東京消防庁のヘリが救出に飛び立った! 災害救助の「永遠のケーススタディ」となるべき、奇跡の物語。
12年目の3.11に震災のドキュメンタリーを観たのをきっかけに手に取った。津波・火の海・孤立という絶望的な状況の中、全員で生き抜いた奇跡の記録。日々の訓練、とっさの判断・行動の積み重ねが生死を分けることがひしひしと伝わる。圧倒的な自然の前に人生が一瞬で奪われてしまう時はあるが、命ある限りは大切に生きたい。
優駿の門 GI(ジーワン)(13)(完結・最終巻) - やまさき拓味 - 少年マンガ・無料試し読みなら、電子書籍・コミックストア ブックライブ